【体験版JBI オンラインスタディ [超入門]   

FileMaker のレコード検索

*前のセクションでお話ししたうち、ここでは「データを見る」の検索に関して解説します

「検索を制するものはデータベースを制する」と、JBI は勝手に言っていますが、様々な検索にはスキルが必要です。自分が見たいデータ(レコード)をより正確に抽出できれば作業のスピードと質が上がり、更にデータベースの理解度も上がり、FileMaker 自体のレベルアップの近道になります。

◆ 特によく使う検索 - テキスト、数字

では実際に購入記録ファイルで次の検索を一つずつ実践してみます。(インポートにより70件以上レコードがあることを前提にします。)

◉ 何かデータが入っているものを検索・抽出

◉ 空白(空欄)を検索・抽出

◉ AND検索(複数条件に一致する検索)

◉ 数字を範囲で検索・抽出


◉ 何かデータが入っているものを検索・抽出

つまり「空白(空欄)ではない」ものを検索する、ということです。前のセクションで空のレコードを作成したと思いますが、そのままにしておきます。逆に、もし空のレコードがない場合は3件~5件くらいで良いので追加しておいてください。

では検索モードにして、購入品フィールドに「*」アスタリスクを入れて検索実行します。

購入品に何かデータが入っているレコードだけが抽出されました。

本当かどうかを確認するため、青い輪っかをクリックして対象レコード対象外レコードを入れ替えます。

対象レコードが入れ替わって、購入品フィールドが空白のレコードだけ表示されたので、検索は合っていたことになります。



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◆ よく使う検索 - テキスト、数字

ほかにもよく使う検索をやってみます。

◉ 重複データを検索・抽出

◉ 完全に一致するデータを検索・抽出

◉ テキストと数字で検索結果が違う


◉ 重複データを検索・抽出

実は『FileMaker のレコード蓄積』でやりましたので、ここでは割愛します。(どんな記号を使って検索したでしょうか?)


◉ 完全に一致するデータを検索・抽出

購入品フィールドを「スピーカー」で検索してみてください。どんな結果が得られますか?


僕のほうでは次のようなレコードが抽出されました。

「スピーカー」「スマートスピーカー」の2つの品が検索されました。時にこれでは不都合な場合があります。「スピーカー」だけが抽出されてほしい場合などです。


では「スピーカー」だけを検索・抽出してみます。

検索モードにして、購入品フィールドに「==スピーカー」のように「==」イコール2つを頭に付けて検索すればOKです。

「演算子」にもあります。上から2つ目の「フィールド全体が一致」がそれに当たります。

見事、「スピーカー」だけが検索・抽出されました。(できましたか?)


◉ テキストと数字で検索結果が違う

検索方法というより、ある違いについて解説します。


購入記録ID「1」を検索してみてください。

レコードが1件だけ検索・抽出されたと思います。(そうなっていますか?)



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◆ よく使う検索 - 日付

◉ 日付タイプを活かした小技検索

◉ 日付の範囲検索



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◆ 知っておくと役立つ検索

◉ OR検索

◉ 除外を使う検索

◉ 段々と絞り込む検索

◉ 記号の検索



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本スタディは以上となります。ここまでだけでも何かお役に立てていたら幸いです。

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