【体験版】JBI オンラインスタディ [超入門]
FileMaker のレイアウト [1] 基本
◆ FileMaker の2つの「核」の一つ、「レイアウト」
一つ目の「核」である「データベース管理」については、『 FileMaker の基本と特徴 [1] 』で解説しました。
ここではもう一つの「核」である「レイアウト」について、どこよりも簡潔に、分かりやすさを重視してレクチャーします。
*FileMaker の2つの「核」というのは、JBI 独自の考え方です。
◆ レイアウトを少しカスタマイズしてみる
◆ 新規レイアウト作成
用途に応じてレイアウトは増えていくと上述しました。用途に応じてレイアウトの「形式」も考えて作ることになります。ここでは新規レイアウトを作成しながら、レイアウトの形式についても解説します。
まずはレイアウトモードにします。
ステータスツールバーの「新規レイアウト/レポート」をクリックします。
サブウインドウが出るので指定していきます。
まず「レコードを表示」には表示のベースとなるテーブルを指定します。プレ実践では「購入記録」テーブルしかありませんので選択の余地なく「購入記録」を選びます。
レイアウト名は、「購入記録_リスト形式」としておいてください。(後で変更できます)
さらに、「コンピュータ」、「リスト」と選択して「完了」します。
すると、少し雰囲気が違うレイアウトが作られました。(作られましたか?)
パッと見て思うのは、ボディの高さが小さいことですね。
左上にあるレイアウト切替のプルダウンを見てみてください。「購入記録_フォーム形式」というレイアウトができているのが分かります。
念のため確認ですが、レイアウトモードは画面を作るためのモードです。(入力したデータは「ブラウズモード」で見ます。モードについては追って解説します。)
ボディにフィールドを配置します。
左側のフィールド一覧からドラッグ&ドロップしますが、プレ実践ではフィールドは少ないので購入記録ID から販売会社まで全てレイアウト上に配置しましょう。
と、その前に・・・・・・・
下側にある記号をご覧ください。ラベルとフィールドの並び位置を選ぶことができます。(ラベルとは、何のフィールドかを示す文字列で、項目名のようなテキスト文字です)
今回はフィールド配置を「横並び」に、ラベルを「上部」にしておきます。
ではフィールドをまとめてドラッグします。
横に並んで配置できました。(幅は調整が必要です。ここでは割愛します。)
白いボディの間にフィールドが収まるようにします。ラベルはブルーの上部ナビゲーションに置くように位置を調整します。
ひとまずこれで「ブラウズモード」にしてみます。ちゃんと「一覧」のような画面になったでしょうか。(データがスカスカなので分かりづらいですね・・・。購入品などフィールドにいくつか適当に入力して頂いても構いません。)
◆ レイアウト設定の出し方
ところで、一番最初の「購入記録」レイアウトは「購入記録_フォーム形式」という名前にしたいです。
レイアウト設定でレイアウト名を変更してみます。このレイアウト設定はとても良く使うので、どうやって設定を出すのかは必ず覚えてほしいところです。
では一度「購入記録」レイアウトに切り替えます。
レイアウトモードにします。
メニューバー「レイアウト > レイアウト設定」をクリックします。
レイアウト設定が出てきました。
「レイアウト名」の欄で「購入記録_フォーム形式」と書き換えてOKします。
これでレイアウト名を変更できました。
レイアウト設定は「ここぞ!」という設定が集まっています。
FileMaker 制作経験の初期段階でよく使うものだけをサラッとご紹介します。(今はぼんやりとだけ覚えておけばOKです。後で役に立つと思います)
◉一般タブ
レイアウト名
レコードを表示
現在のレコードのみフィールドに枠を表示する
◉表示タブ
ブラウズまたは検索モードで可能な表示形式
✻ このページのお試しは以上となります。ここまでだけでも何かお役に立てていたら幸いです。
✻ 本スタディで不明な点や質問が出た場合は、Q&Aセミナーのリクエストをお送りください。