【体験版】JBI オンラインスタディ [超入門]
[Bonus] FileMaker と Excel の違い
◆ 違いの要点
■ FileMaker と Excel の違いの要点① 結論
●●●●● FileMaker
大量データOK、データ元は一箇所、他のデータと関連させやすい
||
大量データ & 一元管理が得意
●●●●● Excel
大量データは苦手、データ元はセルの一つ一つ、他のデータと関連するのがやや苦手
||
適度なデータ量 & 小回り管理が得意
■ FileMaker と Excel の違いの要点② 似ている部分・全く違う部分
◆ データと画面の違い
■ データの入れる場所の違い
●●●●● Excel
Excel は最初からある枠の “セル” にデータを入れれる。
●●●●● FileMaker
FileMaker はデータを入れる場所が最初からある訳ではない。
■ データの増え方の違い
●●●●● Excel
Excel のデータは平面的に増えていく。
●●●●● FileMaker
FileMaker のデータは下へ下へと無限に増えていく。
■ データの移動の違い
●●●●● Excel
Excel のデータは気軽に移動できる。
●●●●● FileMaker
FileMaker のデータは気軽な移動はしない・できない。
■ データの元と画面の違い
●●●●● Excel
Excel では、データの元は各セルに埋め込まれる。
各セルのデータは一つ一つ分離・独立している。
(カードを並べているようなイメージ)
●●●●● FileMaker
FileMaker では、データの元は画面の裏の内部に蓄積される。
内部にレコード単位のデータが蓄積される。
(横長の箱にデータが収納されるイメージ)
◆ 管理ルールの違い
●●●●● Excel
Excel は、例えて言えば「個人の書斎の棚」。
●●●●● FileMaker
FileMaker は、例えて言えば「図書館」。
図書館ならどんなに大量に本があっても検索して見つけ出せる。
(=統一のルールで正しく整理されている)
◆ データ絞り込みの違い
●●●●● Excel
Excel は、例えて言えば「控え室がない演劇」
① まず、Excel を開くと全データが見えている。
例:都道府県データ47件全て表示
舞台(=シート上)に全ての役者(データ)がいる。
② データを絞り込むフィルタは、他のデータをただ隠しているだけ。
例:47件中、6件が表示されている状態(他の41件は行の間に隠れているだけ)
舞台(=シート上)に全ての役者(データ)が待機
舞台上(シート上)に全ての役者(データ)がいる。フィルタはいわば幕などで隠れているだけ。
役者全員が影響(喝采や罵声など)を受ける。観客は演劇に集中できない。
(Excel で起こり得るのは、フィルタの状態でセル・行・列を Delete すると意図しないデータも消える。)
●●●●● FileMaker
FileMaker は、例えて言えば「控え室がある演劇」
① まず、FileMaker を開くと全データが見えている。
② 検索などで必要な対象レコードに絞ることで作業に集中できる。
舞台(=画面上)にはシーン毎に役者(レコード)が登場。他の役者(レコード)は控え室で待機。
舞台上(=画面上)の役者(レコード)だけが影響(喝采や罵声など)を受ける。観客は演劇に集中できる。
(データは簡単に消えないので安心。例え Delete しても画面に表示されたデータだけに影響は留まる。)
③ 補足*具体的な FileMaker の例
例えば「東北地方」で検索すると、6件が検索されたとする。
「東北地方」で検索をしたら、舞台上に6件が表示された。この6件を編集したり消したりしても控え室への影響はほとんど無い*。
*作り方によっては影響するケースもある。
✻ 以上、Bonus の FileMaker と Excel の違いでした!
✻ 本スタディで不明な点や質問が出た場合は、Q&Aセミナーのリクエストをお送りください。